静岡県三島市の環境NPOグランドワークス三島が、アンコールワットにバイオトイレを贈ることになったそうです。
アンコールワットには現在11箇所トイレがあるのですが、すべて汲み取り式。汚物はバキュームカーでくみ上げ、処理場へ運搬しているのですが、運びきれていないとのこと。観光客が毎年20〜25%増加し、トイレが足りない状況にあることから、今後トイレを7箇所増やす計画があるなかで、三島のNPOが立ち上がったというわけですね。
このバイオトイレは、杉チップに含まれるバクテリアが、し尿を水と窒素ガスに分解。そしてこの過程で出た水が、なんと洗浄用に再利用されるという優れもの。これは環境にやさしいですね。1日に約400人分を処理できるとのことです。
日本国内からボランティアを募り、5月の設置を目指している、と担当者は言っています。
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