筆者が初めてテレビに出演してレポートした時の体験に続けて。
I got through it. I'm not sure how good it was ― not very good at all, I imagine, though I tried not to display any of the obvious signs of nervousness: no drying-up, no flickering of the eyes, no shaking in the voice. Afterwards I rang the editor and asked him, with the kind of quaver I had managed to keep out of the broadcast, if it had been all right.
単語・熟語
get through O 「Oを終える、(困難など)を切り抜ける」 display「〜を表に出す、〜を表す」 obvious「明らかな」 sign「しるし、気配、様子」 nervousness「緊張していること、神経質になっていること」 drying-up「(あがったりして)話すことができないこと」 flicker「ちらっと動く」 afterwards「あとで、その後」 editor「編集者」 quaver「震え声」 manage to do「なんとか〜する」 broadcast「放送」
挿入、名詞節
Afterwards I rang the editor and asked him, with the kind of quaver I had managed to keep out of the broadcast, if it had been all right.
with the kind 〜 broadcast が挿入されています。
asked him if it had been all right. というつながりを読み取りたい。
quaver と I の間に関係代名詞 which[that] が省略され、keep the quaver out of broadcast が基になっていることをつかむ。
「あとで私は編集者に電話を掛け、放送の時には何とか隠せた震え声で、それ(私のレポート)は大丈夫だったのかどうか尋ねた」
日本語訳
私はそれを何とか切り抜けた。どれくらいうまく行ったのかわからない。あまりよくなかったと思うのだが、それでも緊張しているいる素振りは全く見せないように努力したのだ。言葉に詰まることも、目がひくりとすることも、声の震えることもなかった。あとで私は編集者に電話を掛け、放送の時には何とか隠せた震え声で、それ(私のレポート)は大丈夫だったのかどうか尋ねた。
入試では、下線部を和訳する問題が出ました。
英文は、実際に私立大学の入学試験で出題されたものを使用しています。私立大学入試では、英文を和訳する問題が多く出題されるわけではありませんが、きっちり英文の構造を把握して英文を読むことは、国立大学・公立大学入試と同様に大切ですね。
選ばれている英文は、受験生ではない方にも、勉強になると思います。TOEIC、TOEFL、英検などの資格試験にも役立つはずです。