いい話・いいニュース

世間のテレビや新聞が伝える暗い話ではなく、いい話・いいニュースが読みたい、というあなたにお届けします。いい話・いいニュース、いいエネルギーを存分に吸収してください(^O^)。

最新記事

【生体工学で視力回復】

ロンは、目が見えない生活を30年間送ってきた。

「30年間真っ暗だった。でも、今は光がある。突然目が見えるようになったのは、本当に素晴らしいことだよ。今では、白い靴下と色物の靴下を区別できるんだからね」

73歳のロンは、去年の夏、ロンドンの病院で手術を受けた。映像を捉える機能のある網膜に電極を埋め込んだのである。

眼鏡に内蔵されたビデオカメラがデータを受け取り、そのデータがこめかみの外側の受信機に送られる。この受信機が電極とつながっているのだ。このシステムは、カリフォルニアにある会社が考案した。

「今やってみたいことは、天気のいい晩に外に出て、月を見ることだよ」とロンは言う。

ロンの奥さんも非常に喜んでいて、「あの人、今ではいろいろなことができるの。食器が洗えるし、色の区別もつくの。洗濯機の使い方を教えてあげたわ。次はアイロンがけね」と言っている。

2009年03月17日 23:20 | コメント(0) | トラックバック(0)

【幼稚園児が119番通報】

5歳のタイラー・ロフトンは、お父さんが梯子から落ち、気を失い、血を流して床に倒れたとき、どうすればいいのか知っていた。119番通報したのである。マサチューセッツ州に住むタイラーは、3歳のときに両親から番号を教えてもらったと言う。

警察官であるタイラーの父親は、屋根裏部屋で修理をしていた。板の反り返りを直そうとしている時にボルトが折れ、板が顔を直撃したのである。

「僕は下の部屋でテレビを見ていたんだ」とタイラーは言う。上の部屋で何が起きているのか知らなかったが、物音を聞いてお父さんの所に駆けつけたのだ。そして、即座に救急車を呼んだのだ。

「119番です。どうしましたか?」

「お父さんが屋根裏から落ちで、顔と手から血が出ています。早く来てください」タイラーはこう言った。

「3歳か、3歳半辺りのときに、救急車の呼び方、何を言えばいいのか、名前を告げることを教えていたんです」とロフトンさんは言う。

警察官のリチャード・ピアースはタイラーの冷静さに驚いたと言う。

「聞かれたこと全部にちゃんと答えただけでなく、救急車が到着するまで、泣いている2歳の弟をなだめ、そして救急救命士が到着した時には、ちゃんと鍵も開けてくれたんですよ」

「119番には沢山電話がかかってきますが、大抵の人は興奮しており、何が起きたのかこちらが把握するまでにしばらく時間がかかるものなんです」

ロフトンさんは無事に病院に運ばれ、現在回復中である。


2009年03月16日 22:42 | コメント(0) | トラックバック(0)

【クラスメートのために自分の貯金を全て寄付】

100ドルと言ったら、10歳の少年には大金だ。
欲しいもののほとんどが買えてしまう。

しかし、4年生のゲイブル・ブラウンは、お小遣いで貯めた100ドルを、肝臓移植が必要なクラスメイトのために寄付した。

100ドルをどこに仕舞っておいたのか尋ねられると、ゲイブルは「パンツを入れてる引き出しにしまっておいたら、埃をかぶってた」と答えた。生まれてからずっと肝臓病と戦い、肝臓移植を望んでいる同級生のシェランヌ・カーンに使ってもらった方がいいと思ったのだ。

シェランヌの家庭は保険に加入している。しかし、保険だけでは移植の費用が賄えないため、学校が「シェランヌに助けを」と寄付を呼びかけた。シェランヌがクラスメートに自分の置かれた状況を話したとき、ゲイブルは心を動かされ、自分の貯金を差し出したのである。

ゲイブルの父親も息子の行動に感銘を受け、同じ額を寄付した。

ゲイブルは、校長室に呼ばれたとき、「何か悪いことをしたかな?」と考えたが、校長のアン先生は泣きながら彼を抱きしめた。

学校では4000ドルが集まった。シェランヌの母親は、このことを本当にありがたく思っている。

「ゲイブル君は本当にかわいい子。本当に無欲だわ。全く躊躇しなかったんだわ」と話す。

周囲の反応にゲイブルは驚いたが、当人は「自分が持っていても何にも使わなかったよ」と言うばかりだった。しかし、新聞やテレビで取り上げられると、自分のしたことの大きさに気がついた。

と言っても、有頂天になったわけではなく、「何かメッセージはある」と尋ねられたとき、即座に

「学校に連絡を取ってもらえれば、シェランヌに寄付することができます」と言ったのである。

2009年03月15日 17:25 | コメント(0) | トラックバック(0)

【20ドル札】

著名な講演者は、セミナーでまず20ドル紙幣を取り出した。そして、200人の聴衆に向かって「この20ドル札を欲しい方いますか?」と尋ねた。

複数の手が挙がる。

「誰かお一人に差し上げますが、その前にちょっと待ってください」
20ドル札をくしゃくしゃにして、「これでも欲しいですか?」と尋ねた。

依然として手が挙がる。

「それでは、こうしたらどうでしょうか?」20ドル札を床に放り、靴で踏みつけだした。紙幣を取り上げ、さらにしわくちゃにして、「まだほしいですか?」と尋ねた。

それでも手が挙がる。

「もうこの辺でいいでしょう。今、みなさんは大切な教訓を学んだのです。私がどんなことをしようと、みなさんは20ドル札を欲しがりました。価値が変わらないからです。20ドルは20ドルです。人生においても、我々は倒れ、肉体的にも精神的にもまいり、地べたに這い蹲ります。自分の行いや周囲の状況によってこうなってしまうわけです。自分が全く価値のない人間のように思えてしまいます。しかし、何が起ころうが、自分は自分であり、価値が下がることはないのです」

「汚かろうがきれいだろうが、しわくちゃだろうがビシッとしていようが、我々を慕ってくれる人たちにとっては、掛け替えのない存在に変わりはないのです。人生の価値は、我々が何をするか、誰と知り合いであるかということにあるのではなく、ありのまま我々であることにあるのです」

「ひとりひとりが素晴らしい存在なのです。このことを忘れてはなりません」

2009年03月13日 18:20 | コメント(0) | トラックバック(0)

【10歳の少女、お婆さんを救う】

マディー・アダムスは、アメリカのテネシー州に暮らす10歳の少女。家族の話では、いつも元気で活発な女の子。いるだけで周囲を明るくしてくれる女の子だ。

彼女の勇敢な行為は、この元気のよさから生まれた。

「感謝の言葉もないわ。このことで絆が深まったわ」と、助けられたお婆さん。

体重が18キロしかないマディーだが、ハートは大きい。マディーは、去年の9月、ハイムリック法(喉に詰まったものを、横隔膜をこぶしで押して吐き出させる方法)を使って、お婆さんの命を救った。

偶然にもこの日、テレビを見ていたら、ディズニーチャンネルで放送されていた『スイートライフ』で、ハイムリック法が使われていたのである。

お婆さんが喉を詰まらせたとき、マディーはとっさにこの方法を実践し、お婆さんの命を救ったのである。

「手際よくできたおかげで、お婆ちゃんの息が戻ってよかった」とマディーは言う。

マディーには、感謝状と共に10万円も送られた。この10万円は、大学入学のための費用として貯金すると言う。

「外食したりすると、あれテレビに出てた子だって言われるの。私のしたことが他の子たちの刺激になればうれしい」

「自分がやらなければ、と思うようなことがあったら、自分を信じてやってみて」


2009年03月13日 17:35 | コメント(0) | トラックバック(0)